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ベトナムの神話伝説

目次

  1. 水の怪魔
  2. 韃靼尊長の財宝
  3. 虎様の死
  4. 竜の王国
  5. 蒟醬と檳榔樹
  6. 盲目の歌
  7. 鴉と孔雀
  8. ミントン王姫
  9. タンビエンの怪魔
  10. フユエの仕立師
  11. 稲の精
  12. 虎の家族
  13. ボンプの岩
  14. 山の精と海の精の争い
  15. 巨人ホンロー
  16. バアと水牛の群
  17. チンクー
  18. 茶
  19. 感覚植物
  20. 月の結晶
  21. 真珠
  22. 蘭
  23. 貨幣の池
  24. ソウシヤマ
  25. 盲人
  26. 竹藪
  27. クラツクの市民

名称リスト

名前出現箇所説明

水の怪魔

ソンロウ河の近くバンハン村がある。カンコンという娘がいた。水の怪魔が川底に住んでいるという話を聞いた。カンコンは気分屋で、河に入って、魔物に攫われた。

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韃靼尊長の財宝

ナーンという少年が韃靼酋長の宝を盗みそこなった。

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虎様の死

カワンチの森に年老いた虎がいた。食べた人の魂が身体に残っていた。カイ、クイルという者の魂。魂が虎の体で暴れたため、今では虎は人を襲うより上で死ぬ方がましと考えている。

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竜の王国

父親と娘チナムがいた。娘の婚約者バン・モンは竜の王国へ行った。海の王ヴァンロンボンがバン・モンをさらった。老人ゼーローイは「二つの標で海神を認める法」を教え、大広間の海藻の床で休むことができた。

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蒟醬と檳榔樹

双子のラングとカウは火事で両親を失った。クワハンという漁村に行った。そこで仕事をして、雇い手の人の娘、チトラウという邸宅の一人娘と出会い、二人ともチトラウに恋をする。しかしチトラウはラングと結婚した。カウとラングは日本の檳榔樹となり、チトラウは蒟醬(きんま)となり二人を抱きかかえた。ハング朝第三世の王は木を見るためクワハンへ来た。蒟醬の葉や檳榔樹の葉で喉を潤す。これがインドシナ人が蒟醬の葉や檳榔樹の果実を噛む習慣となった。愛の象徴として蒟醬の枝は若者が未来の妻に婚姻の印として贈るようになった。

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盲目の歌

盲人は放浪の詩人であった。

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鴉と孔雀

鴉は色が白く、孔雀は鶏のように黄色であった。大工の絵具箱を鴉がとり、虎の婚礼のために孔雀を金と緑で月の模様に色づけた。孔雀は絵具箱を捨て、鴉を黒で塗った。

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ミントン王妃

プカムの人、ミントン王の一人娘が牢獄へ入った。父と会いたいと願った。父に食べ物を持って行ったら死刑と言われた。小川で衣を濡らし父の所へ行った。父の口に衣の水が入り娘の心を尽くしを感謝した。ベトナムの娘は心が素直で親切。

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タンビエンの怪魔

子供の時、ソンコイ河の岸辺に住んでいたソンコイの竜は王権と不死を授けるという。タンビエンは片目で川に入り竜の口に先祖の骨を入れた。タンビエンは一つの眼と強い力を手に入れた。

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フユエの仕立師

首相に抗弁を垂れて死んだ。

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稲妻の精

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虎の家族

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ボンプの岩

ランソン河の近くの山の頂上に聳えている女の像がをした岩がある。トリエウ・テュ・ロンの軍隊中にボンプという戦士と妻シホンがいた。二人は妊娠していたが、ボンプは戦場へ行った。そして妻は男の子を産んだ。軍隊は負けて退却し、夫は帰らず、子供は父のように勇ましく育った。シホンは山の頂上に立って待っていたので岩となった。

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山の精と海の精の争い

ヴァンラン王の美しい姫がいた。山の精と海の精は姫のために争いを起こした。山の精ソンチンと海の精シイチンが王宮の入口で会い、二人は王の前に出て、姫に選ばせるように決めた。ソンチンは悪気を隠した。シイチンは若い顔であった。姫は山の精ソンチンを選び、海の精シイチンが怒った。そして大洪水を起こした。山の精は姫を連れて、父の家へ行った。父は息子に力を与え、大風で水を退かせ、雷鳴を轟かせ放った。大地は二つに裂けた。石の斧が地の中から跳び出した。山の精は斧で海の軍勢を攻めた。あたりは屍の山となり、海の精は波浪の中へ逃げた。両人の間に平和はなくなった。

解釈

この斧がミョルニル、もしくはルーンアクスである可能性は否めないようだ。

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巨人ホンロー

ラクロンという人間の創造者が、人間の卵を50個入れた袋を、海の中へ入れた。妻のアウキイは孵化させようとした。そのうち一個だけが海藻に覆われた岩穴に入った。その卵はお日様が温めて孵化した。この人が巨人ホンローである。彼は金の角の生えた牡鹿の乳を吸って成長した。彼は眉は太く、光沢があり、力は「ハーキュリー」のように強かった。少女は皆彼に恋をした。女ホアンは巻き毛を美しく衣で飾り、クエンは腰を振り、大理石のような胸を突き出して踊り、キムは鈴を転ばすような声で歌った。泣いたり、焦がれ死んだ女もいた。ホンローは人間の女よりも、漁や狩をして日を送っていた。ある日ホンローは一匹の金色の毛をした虎に会った。彼は追いかけて行ったが捕まえられなかった。岩の割れ目に老婆とその虎を見たが、虎はセンという少女であった。センは食べ物がなくホンローは食べ物を彼女のために毎日運んだ。女たちはセンを妬んでセンを海へ投げた。ホンローは網でセンを引き上げて温めた。女たちは網にしがみついたが、アロン河で鰐に食われた。センは息を吹き返し、お婆さんの家で二人で過ごした。センの兄カオは妹を取り戻したいと思い海辺でリンクオンという竜に食われた。

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バアと水牛の群

バアは始め水牛を飼う、ラグー河の岸辺の立派な邸宅に住んでいた。父親と美しい母と幸せに暮らしていた。二年後、バアは風邪をひいた。母はそれに気を使って死んでしまった。父親は第二の母を連れて来たが、この母は下品でバアを怒鳴ってばかりだった。バアは水牛番人になった。ある時夢を見て泣いていると、水牛の角がバアの腹に刺さった。イム様はバアの血のところに泉を作り、ラグー河に流れた。泉は継母を呪った。

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チンクー

ニハア河の北部にチンクーという美女が住んでいた。富んだ官吏の息子のクアンチュと結婚した。チンクーは品性も正しかった。ベトナムでは嫁入り前に相手の父親に裸体を見せる。子供も産まれ、仲睦まじい夫婦となった。親戚の者と酒場へ行ってクアンチュは妻を忘れる程酔った。三人がチンクーを試すと言って、一人一人チンクーの待つ家へ行ってチンクーを誘惑した。家へ試しに行った、アホン、シャンキイ、トンビンの三人はチンクーに殺された。チンクーは子供に接吻して自分の心臓に剣を刺した。チンクーの魂は神様のようだった。クアンチュは殺人の罪で宣告され打ち首になり、チンクーの屋敷の近くにチンクーのためのアーチが出来た。アーチには朱塗りの地に金文字で「貞女の記念のために」と書かれている。チンクーの子供は後に多くの子孫を得た。

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茶

達磨大師はガンジス川から中国へ行き、ミンチ王のところへ行った。七年間予言を受けて待っていた。仏陀の来入を宣言し、未来の涅槃と喜びを得られると褒め称えた。大師は毎日修行した。ミンチ王はインドの聖典を中国語に翻訳するように言った。少しまどろみ、目覚めると自分の弱さをなじられている気がしたので前より一層熱心に修業するために、瞼を切断した。天帝は同情した。瞼が地に落ちると種になり、芽が生え、樹木となった。これがお茶の樹の始まりとなった。天帝(インドラ)は大師を讃えて、達磨は天帝の命に従い、刻辛修業を致しました、と言った。輝いた茶の葉を食べたら眠くなった。ミンチ王は、神聖な木を見せてもらおうとした。茶を「シナ帝」と名付けた。この茶を摘むのを皇室茶摘という。達磨は多くの名声を残して死んだ。

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感覚植物

ナムビエトの国にチツリンという漁夫の娘がいた。貧しいが、上品で綺麗好きだった。そのため若い青年の視線を集めた。彼らは父に相談したが納得せず、処女のままでいた。クッシンという男は一目見て欲情してしまい、独占したいと思ったが、チツリンが王女のような誇りを持っていると考えていた。そしてラグーン河でチツリンの歌声を聞いた。クッシンは彼女を抱えるとチツリンは死んだ。チツリンに接吻しようとしたから薔薇の花束に変わった。この花は汚れた息がかかると萎む。それからベトナムに感覚植物が生えた。人が触れると萎む。

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月の結晶

リフェトン王は病気のため王の姫チエウサンにその位を譲った。王女はサンカンを婿にした。サンカンは少し性質が悪かった。サンカンは全権を握って、父王を田舎に幽閉した。チエウサンは父を心配して父の所へ行った。サンカンは日夜歓楽に耽った。カンリンは王女に惹かれていた。リフェトン王はサンカンの家来トランス家を脅かした。トランス家は恐れ、トランツドがリフェトン王の許へ尋ねて来た。なでしこの間の雑草を摘んでいた。リフェトン王は数日後薔薇の木の枝で首を縛って死んだ。てうさんは涙し、森の庭園で泣いた。彼女はハンカチを落とし、カンリンが拾った。サンカン王はチエウサンが邪魔になり、毒殺しようとしたが、暴動を怖れ、別の妻を娶った。そしてチエウサンの財産をとった。カンリンとチエウサンを夫婦にしようと考えた。婚姻式を挙げサンカンが王になった。カンリンはチエウサンに涙の宝玉を渡した。ベトナムで月の結晶は彼女の涙と言われている。災難除けの護符として持たれている。

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真珠

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蘭

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貨幣の池

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ソウシヤマ

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盲人

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竹藪

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クラツクの市民

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